2013/07/15

20130715

ぼくらの世界は、どこまで続くんだろうか。

気がつけば、歳をとり、ただ時間がぐるぐると回り、進んで行く。
毎日をぐるぐると、毎月をぐるぐると、毎年をぐるぐると。

進んで進んで進んで、
止まれば後ろを振り返るだろう。
また進めば前を向くだろう。

ただ、ぐるぐると、ぐるぐると、丸い地球を回る。

陽が沈み、星が輝き、月が欠け、
朝日が昇り、小鳥が歌う、
陽が隠れ、雲が流れて、虫が飛び、
花びらが舞い、陽がまた射して、

季節を乗せた風は、この街を通り過ぎて、
また、この街に帰ってくるのだろう。

ぐるぐると、ぐるぐると。

40,077km先の世界は、どこなんだろう。
きっと、ここではない、どこかなんだろう。

ぼくらは、まわる。ぐるぐると。ぐるぐると。
ただ、足下にある大地を蹴って前へ、前へと。


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